習い事は子供の将来の夢や仕事に繋がることもあるとても価値のある経験だと考えています。
実際私がそうだったので今日はDNAダンススクールの代表である私の話をしたいと思います。
私は10歳からダンスを始めました。
ダンスを始めた理由は当時大流行だったダンスボーカルグループの”SPEED”や”DA PUMP”に憧れていたからです。
歌って踊れる歌手になるのが夢でした。
今の子供たちがNiziUやTWICE・BTSに憧れる感覚と同じですね。笑
子供の頃の私はシングルマザーで育って、多分まぁまぁ貧乏だったんです。
たまに電気とかガスとか止まってたので絶対に余裕がある家庭じゃなかったんですよね。
そんな中でもお母さんがダンスの月謝を工面してくれて続けさせてくれました。
本当は歌も習いし、将来はアーティストになりたかったので当時大阪に新しくできる大阪アクターズスクールに入りたいと思ってました。でもお金がなくてできなくて。
だから本当にダンスが楽しくて仕方なかったです。
高校に上がってダンスが嫌になって一度やめました。
その頃はチームの仲間と毎日5時間ダンスの練習をして、週末はイベントやコンテストへの出演、レギュラーイベントもあり2ヶ月に1回は作品を更新しないといけないのでバイト終わり〜朝まで練習して寝ずに学校に行くこともよくありました。
高校になってからダンスの月謝・イベント出演費・衣装代・携帯代・その他諸々のお金を全て自分で稼いでいて(もちろんお小遣いは0です)、遊ぶ時間もお金もなかったので思春期の私にとってダンスがストレスになってしまいました。
加えて、とんでもないスランプに陥りました。どれだけ考えても、時間を掛けても、振付が思いつかないのです。
その頃、私のチームは全国大会を控えていて絶対に過去1番の作品で勝負したかった。
他のメンバーが振付をどんどん考えて行ってくれる中、私はほとんど何もできませんでした。悔しくて情けなかったです。
結果その大会で3位に入賞しましたが自分が作った作品じゃないような気がしてそこで挫折してしまいました。
思い返してみれば私も作品作りに充分手を加えられていたし、そんなに思いつめることでもなかったのかも知れません。
今となっては後悔していますがその時の私はダンスを辞めるという選択をしました。
でも私の青春を彩っていたのは間違いなくダンスです。
友達と遊んだことよりも、彼氏とデートしたことよりも
私の記憶にずっと色濃く残っているのは毎日毎日踊りまくっていた日々です。
大人になって色んな仕事を経て、結局ダンスが好きで仕事の合間を縫ってダンススクールにもう一度通い始めて、中高生の時のダンスの繋がりのおかげでインストラクターとして働かせていただけることになり、
今は私が子供達にダンスを教える仕事に就く事ができました。
この先ずっとダンスに関わって生きていきたいと思っています。
1つの習い事との出会いで
子供の人生が変わる事があります。
1つの習い事との出会いで
何ものにも変えられない経験と宝物ができる事があります。
私はそれくらい責任のある仕事をしていると思っています。
なので生徒達には一生懸命頑張れる習い事を見つけなさいと教えます。
1つの事をずっと一生懸命頑張るのは大人でも難しいです。
でも楽しくて仕方ない事に出会わせてあげれたら子供はずっと頑張れます。
それが体験に来てくれた子達にとってダンスでありDNAダンススクールだったら最高に嬉しいなぁ
と思いながら私は新しい生徒を迎えています。
私がダンスを始める理由は
叶うかどうかもわからない子供の夢でした。
そんな夢にお母さんは苦労してお金を使ってくれました。
とても感謝しています。
お母さんはDNAダンススクールのインスタをチェックして私が踊っているのを見てとても喜んでくれています。
親が喜んでくれると何歳になっても子供は嬉しいものですね。笑
そういう気持ちを忘れずに私は子供達にダンスを通して色んな事を教えたいです。
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